犬の犬による犬のための食レポブログ

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犬もコロナウイルスに!?消毒方法は!?

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先日、香港にて「ポメラニアンからコロナウイルスが検出された」という仰天ニュースが出ました。

飼い主の60歳女性がコロナを発症し、飼い犬に感染したということです。

国際的な動物保健機関である国際獣疫事務局(OIE)の発表によると、犬の感染は初の症例となります。

犬もコロナウイルスにかかるのか?予防方法は?などを紹介していきます。

 

   

1.コロナって人から犬にうつる!?

まずはこれが1番気になるポイントですよね。

ここをご覧になっている方は、もし自分の愛犬がコロナになったらどうしよう!?と不安に襲われていることでしょう。

まず、今回の症例を紹介します。

 

2/25発症ポメラニアンの症例

★感染が確認された60歳女性のペット

★犬種はポメラニアン

★年齢は16~17歳(人なら80~90歳)の老犬

★室内飼い

 

飼い主の発症が確認された翌日に動物の検疫施設に保護されました。

その際に念のため犬に対してコロナウイルス検査を行った所、弱陽性反応が出ました。

その後26日~3日にかけて、口の中や鼻、肛門の粘膜から数回のウイルス検査を行いましたが、全てにおいて弱陽性反応だったとのことです。

 

現在この犬は無症状ですが、香港政府は犬を14日間隔離した後、もう1度ウイルス検査を行うとのことです。

その際に陰性反応が出れば、晴れて飼い主の元に戻れるようですよ。

 

・・・しかしこの犬だけではなく、もう1匹いるそうです。

詳細を調べてみましたが、犬種すら不明でした。

 

2.犬への感染経路

家の中

犬は飼い主の口や手を愛情表現で舐めます。その時に飼い主の体にウイルスが付着していたら、犬がウイルスを直接接種してしまいますね。

また、手にウイルスが付着した状態でおやつを与えても、おやつにウイルスが付着し犬の体内へと取り込まれてしまいます。

 

他にも、犬のエサ皿や水皿の近くでくしゃみやせきをしたら。

飼い主が犬を撫でたあと、その体を犬が舐めたら。

など、通常のスキンシップも全て感染の可能性へと変わってしまいます。

家の外

お散歩で他の犬と接触した時に、毛に付着しているウイルスが移る可能性があります。

また、口を開けてハアハアしている時に唾液が飛ぶ可能性も。

電信柱にマーキングがしてあり、その臭いを嗅ごうとした時に付着する可能性もありますね。

現在、お外でウイルスを貰わないように、こんなグッズも出ています。

 

3.犬の感染予防のために

犬自身は感染を予防することができません。

そして感染しても、症状を訴えることができません。

全て、飼い主が予防してあげなければいけません。

 

気をつけること

散歩から帰ったあと、手足を洗ってウイルスを洗い流してあげてください。

もしかしたら、ウイルス付きの唾液やおしっこを踏んでいる可能性もあります。

また、ブラッシングも念入りに行ってあげてください。

犬にも使える除菌スプレーでブラッシングをするのも有効ですね。

そもそも毛にウイルスが付着しないように、服を着せて散歩にいく方がいいかもしれません。

そして極力、他の犬や人との接触を避けてください。 

 

4.さいごに 

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

コロナウイルスに対して行われているPCR検査の結果は100%ではありません。

また、現在ウイルスが生存しているのか判断もつきません。

なので過剰反応だと思われるかもしれませんが、今の時期だけでも犬と接する前後は手洗いうがいを丁寧に行ってください。

飼い主がかかると愛犬に移るリスクが増えるので、気をつけてください!